ある日突然、かけてもいないのに数十万円以上の通話料金を請求されたらどうしますか?おそらく減額を通信事業者にうったえうはずです。
しかし、事業者側の設備ではなく、ユーザーが利用するVoIPルーターがハッキングされた被害であるため事業者としては正当な請求だというのが現状です。
そこで必ずしておきたい予防策ですが、050から始まるIP電話の場合はプロバイダへ連絡し、ID・パスワードを変更してもらいましょう。
市外局番から始まるサービスの場合は、加入している事業者へ連絡し、即時国際電話の発信ができないように変更依頼を出しましょう。
ただし、通信事業者が未だお役所体質だということを忘れてはいけません。
平日に申し込むと翌日深夜に停止、土日祝日だった場合は翌営業日以降の締結解除になります。
また、これから契約しようという場合は、あらかじめ国際電話を発信できないように申し込んでおきましょう。
家電量販店などで申し込むとそのあたりの知識に疎いスタッフも多いため、IP電話の契約申し込みは直接提供元へ電話連絡して行うことをおすすめします。
備えあれば憂いなしですからね。